清水 義浩 初段
(静岡西道場指導員)
〜2023年03月05日取得〜


 
この度は、公認審査会受審の機会を与えて下さった大石範士誠にありがとうございます。

 私が入門したのは50歳の時でした。ジムでトレーニングしていた時、長谷川先生から「極真空手を教えているのでよかったら見に来ませんか?」と、声をかけてもらいました。道場を見させて頂いたところ、長谷川先生をはじめ道場の人達がとても生き生きとしてやっている姿を見て、幼少期に武道を習っていた事を思い出し、もう一度道着を着てやってみたいという気持ちが湧いてきて入門しました。

 2016年に大石範士が西道場にお見えになられた時私はまだ白帯でした。「大石代悟範士だ」と感激していると、基本稽古では直接指導までして頂き信じられない気持ちでいっぱいでした。まさか白帯の一番底辺の私にまで指導して頂けるとは思いもよらず更に感激した事を今でも忘れていません。そして「この中で審査会を受ける人は?」とおっしゃった後私に「どうですか?」と言って頂き「はい」と後先かえりみず「受けます」と返事したことを今でも鮮明に覚えています。そして、「強くなる為に極真空手をやっているんですよね。審査会は受けない。試合は出ない。何のために極真空手をやっているのか。」「少しだけ強くなればいいといって少しの稽古で少しだけ強くなった人はいない。全力で稽古して始めて少しだけ強くなるのです」とおっしゃった事を今でも教訓にしています。

 初めての試合では決勝戦で負けましたが、大石範士に「引き分けでもいい試合でしたよ」と声をかけてもらいとてもうれしかったです。試合のお言葉で「上手い勝ち方より強い負け方」とおっしゃっていた事を自分に言い聞かせ試合をするときは常にこの言葉を頭に入れ挑みました。

 今回の審査会で十人組手は緊張疲労恐怖なのかなにも出来なかった弱い自分を痛感しました。終わったあと長谷川先生が「そんなもんですよ、その気持ちさえあればまだまだ強くなれますよ。満足するよりいいですよ」と声をかけてくれたことが救いでした。大石範士には「西道場は岩崎師範の教えが伝わっていますね。いいですよ」と声をかけて頂きとてもうれしかったと同時に審査会は個人だけのものではないことも改めて教えられました。

 大石範士が人間が生きていく上で一番必要な事は夢と向上心だとおっしゃっています。この言葉を胸に今後も大石道場生として恥ずかしくない行動を取り精進していきます。 最後になりますが、昇段を許して頂いた大石範士、師範、先生方、西道場の岩崎師範、長谷川先生、堀内先輩、海野先輩、道場生、父兄の皆様、そして家族の皆本当にありがとうございました。大石道場全ての黒帯の皆様を尊敬します。そして感謝します。

押忍