佐々布勝 初段
(三島徳倉道場)
〜2026年03月01日取得〜

 この度は世界総極真の公認審査の受審機会を与えて頂き誠に有難うございました。

「学校に行きたくない・・・」
約10年前、当時小学生だった長女が学校に馴染めず、こんな言葉を泣きながら訴えて登校拒否が始まりました。
普段は内気で感情や意見を表現する事が苦手な長女がこんな事を言い出すのですから,よっぽど悩んだ末の行動だったと思います。
こんな長女に私は
「学校なんて無理して行かなくてもいいからね
挨拶、礼法がしっかり出来る人になれれば、それだけで十分だから!
部屋に引きこもっていると体力も落ちるし・・・近所に空手教室があるから一緒に行ってみない?」
近所のスーパーに貼ってあった空手教室のチラシを見つけ長女をこんな誘い方をして訪れたのが三島徳倉道場、極真空手との出会いでした。
私は内心、空手!それも極真空手じゃ長女は長く続かないだろうなぁ〜と思っていたのですが、尾高師範をはじめ道場の皆さんに温かく見守って頂いたおかげで長女は半年以上も稽古に参加することが出来ました。
当時、尾高師範からこんな言葉を頂いたのを強く覚えています
「この時代に数ある習い事の中からお子さんに極真空手をさせようとする親御さんには、子供に何らかの悩みを抱えている方が多いです。大丈夫です!一緒に乗り越えていきましょう!」
登校拒否!そして思春期ど真ん中の娘にどう接したら良いか苦悩していた私にとって、涙が出るほど心強く、尾高師範と道場との出会いに感謝するばかりでした。
最終的に長女は登校拒否を克服するまでに心と気持ち強くなり、自分の意志で退会を決意し、尾高師範に最後のご挨拶をしている姿をみていたら、今後はもう何事にも真正面から向き合っていけそうだと安心したのを覚えています。
長女の退会後は私一人で稽古に通う期間が数年続いていたのですが

「お父さんと一緒に空手をやりたい!」
当時小学生だった次女が突然こんな事を言い出して来ました
私が稽古終わりの夜、楽しそうに稽古の出来事を話している姿を見て
空手って楽しいのかなぁ〜!やってみたいなぁ〜?と思ったそうです。
ただし次女は幼少期から気持ちが散漫で衝動的に行動するタイプ、そして私に似たお調子者!
期待よりも続くのか?と心配していたのですが、始めてみると以外にも5年間も通い続け
最後のファイナルカップでは格上相手に堂々と立ち向かい挑んでいった姿を見て
精神、心の成長がとっても嬉しかったです。
今は二人とも退会したので思い出話ですが思春期で色々と難しい年頃の娘と過ごしたこの空手の時間はとても幸せで貴重な思い出となっています。

今後は心身を鍛錬し確固不抜の心技を極めることはもちろんですが
私のように何か事情があってこの道場を訪れた方もいらっしゃると思います。
子供たち一人一人に個性があるように、お子さんに対する親御さんの思いも千差万別だと思っています。
黒帯となり指導員として厳しくも子供たちに合わせた指導と声掛けを行い
私が受けてきた恩を道場生に返して行きたいと思っています。
大石範士はじめ尾高師範、先生方、先輩方、道場生及びご父兄の皆さん、本当に有難うございました。
今後も精進して参りますので宜しくお願い致します。    

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