荒井 義忠 五段(富士吉田指導員)
〜2025年03月23日取得〜

 

 この度、五段への昇段を頂き ありがとうございました。

 現在は選手時代と違って試合に出場することがなくなり自己研鑽の場として審査会を目標として稽古に励んできました。年齢を重ねる中で、現役時代と同じような稽古をしていても怪我のリスクが高くなってきます。そのため、審査会に向けては、怪我をしないように慎重に、しかし追い込みをかけて稽古を重ねました。

 審査会は5年ぶりでしたが、やはり当たり前のことですが、イメージ通りにはいきませんでした。審査を通じて、自分の稽古不足が浮き彫りになり、改めて鍛錬が必要だと痛感しました。特に印象的だったのは、50人組手での経験です。前半で足を骨折してしまい、蹴りが出せない状況となり、満足な組手ができませんでした。悔しさが込み上げましたが、これが自分の現時点での実力だと受け止めています。

 この経験を通じて、さらに精進し、技術だけでなく精神面も強化していきます。また、大石範士の教えをしっかりと受け継ぎ、弟子たちに伝えていくことが今後の大きな目標です。

 今回の審査を通じて、対戦していただいた皆さん、道場生、父兄、先生、師範に感謝の気持ちでいっぱいです。これからも空手を通じて成長し、教えを広めていきたいと思います。

 押忍

 富士吉田道場 荒井 義忠