この度は昇段審査の機会を与えていただきました大石代悟最高師範に心からお礼を申しあげます。
１０年前に格闘技を急にやりたくなって、家から車で楽に通える道場を探していた時に極真カラテ 大石道場と出会いました。当時の私は極真カラテというものを全く知りませんでした。初めて見学に 行った時に大石師範が清水中央道場で指導していて、道場生の一生懸命稽古に打ち込む姿と迫力に 圧倒されてしまいましたが、自分の心の中に｢ここの道場で空手をやってみたい！｣という決意が 大きくなっていき、次の稽古日を聞いてすぐ入門しました。
初めの頃は基本、移動、組手稽古と体力も無く辛く感じましたが、稽古に参加する度に新しい事を 覚えていく嬉しさがありました。そして道場では色々な年齢、職業の方々と共に稽古して接していく 事が自分自身の勉強にもなりました。しかし仕事や友人との交友などで稽古を何ヶ月も休む時も ありました。しかし休んでいる間も、空手の事や道場の事を忘れる事はできませんでした。 久しぶりに道場に顔を出しても先輩や後輩から｢またみんなで稽古しよう！｣と言われるとすごく 感激しました。それからは忙しい時期でも稽古に通える時間を作り道場に行くようになりました。
　公認審査会での昇段審査を受審する機会を大石代悟最高師範から与えていただいてからは、 審査に向けて毎日基本、移動、型稽古をやりました。その時に同じ道場の先輩、後輩からのアドバイス などを受けた事が自分の心の支えになり、大変感謝の気持ちでいっぱいです。
審査当日は、すごく緊張しました。しかし同じ道場の先輩、後輩が応援してくれた事が、心の大きな 支えになりました。
型、組手の審査で全力を出しきって自分の心の中で充実感と達成感がありました。しかし他の先輩や 先生方の型、組手を見ていると｢自分も先輩や先生のようにもっと強くなりたい！｣という気持ちが 大きくなりました。
この度初段位をいただける結果となりましたが、これからはもっと今まで以上に稽古に励んで いきたいと思います。これからも常に黒帯としての責任感を持ち続け、後輩の手本となるような 行動をしていきたいと思います。
最後になりましたが、大石最高師範、清水中央道場の皆様、心よりお礼を申しあげます。
ありがとうございました。

押 忍