時田 季之 四段(忍甲府城南道場)
〜2021年04月07日取得〜


 この度は昇段審査受審の機会を頂きありがとうございました。

 大石道場に入門してから30年余り。空手を辞めずに続けて来て本当に良かったと感じています。40歳代に入った頃から体の故障が徐々に多くなり、満足に稽古出来ない日が何年か続いていました。「このまま空手も終わりかな」と思う事も度々ありました。ところが不思議とここ何年かで体調が良くなり稽古も普通に出来る様になりました。「修行は出直しとやり直しの連続」範士の云われた事が身に染みて実感できました。武道は一生続けて行く物だと思っています。でも続けて行く事が一番難しいと感じます。今後も何かあればこの言葉を思い出し、稽古に励みたいと思います。

 審査内容と致しましては、基本、型、補強、組手と自分も「まだまだ」だと感じさせられました。後から見直しますと型は何か所か間違えましたし、ぎこちない部分が多々見られました。組手はもっと動けたのでは無いか、気持ちで負けていた気がして悔やまれます。 そんな内容にも拘わらず、四段位を許可して頂き誠に感謝申し上げます。

 審査後、範士が「みんなの様な黒帯が居るから大石道場がある」と言って頂いたことは、非常にうれしく、今後の励みになりました。四段の名に恥じぬ様これからも精進いたします。そしていつか五段に挑戦出来たらと思います。

 最後に、八田道場の皆さん、河口湖道場の野澤さん、そして城南道場の道場生みんなに感謝申し上げます。ありがとうございました。          

                                         押忍