小澤 有 初段(下田道場)
〜2013年3月3日取得〜


 この度は、公認審査会の機会を与えていただき、且つ初段への昇段を認めていただきまして、大石最高師範に心より御礼申し上げます。

 私は中学生の頃から武道には興味が有り、少林寺や他流派の空手を習ったりしましたが、飽きっぽい性格のため、どれも長続きはせず 数年やっては途中で辞めてしまうという繰り返し。それが大人になって仕事を通しても同じようなことで、転職を繰り返し、腰が全く落ち着かない人間でした。

 そんな中、以前より交流のあった下田道場の土屋先輩が、極真を習っていることを知り、再び空手に対する興味が湧き入門させていただきました。
 決して稽古は楽ではなく、自分の体力、根性の無さに何度か辞めようと思ったこともありましたが、その度に大石師範の教えである「あきらめない心」の精神で、 黒帯を取得するまでは絶対に続けようと思いました。
 仕事においても不思議と心構えが変わり、目標を持ち、仕事に関わる資格を取得するなど変化が表れ、10数年間、現在の仕事を続けております。

 極真の門を叩いてから15年の月日が経ちましたが、私の目標でもあり、夢でもあった極真の黒帯を取得することができました。
 長年に渡り、毎週伊東市から下田道場まで指導に通っていただいている山口先生、マンツーマンで型を指導していただいた土屋先輩、今回一緒に審査を受けた 石川さん、下田道場の後輩、そして当日応援をしてくださった少年部、父兄の皆様。 皆様の声援に励まされ、無事10人組手を完遂することができました。本当にありがとうございました。
 また、10人組手の相手を務めていただいた先輩方、誠にありがとうございました。

 これからは「極真の黒帯」として恥じぬよう稽古に励み、新たな目標を持って日々努力し、精進したいと思います。

押 忍