藤井 利章 弐段(湖西道場)
〜2010年3月07日取得〜
この度、大石最高師範に昇段の機会を与えて頂き、誠にありがとうございました。
まさか自分が極真空手の弐段になれるとは考えもしませんでした。
今まで極真空手をやれてこれた事は、本当に自分は空手が好きで、あきらめないで続けてこれたのも
「継続は力なり」だと思います。
今の時代、大山総裁が言った武道教育というものが本当に大事な時代なんだと思う気がしてたまりません。
大石最高師範が大山総裁からの言葉を門下生に伝えていく、それを自分達が後輩の人たちに伝えていかなければ
いけないんだと強く思います。
なにかにつけて苦しい時、いやになってしまう時、大山総裁は苦しい事から逃げると苦しいのが追っかけてくるから、
苦しい事にむかっていけば苦しいのが反対に逃げて行くよ。
そんな気持ちが大事なんだと稽古をしていてよく感じます。
一般の社会人の道場生の方々は、時間がない、体力が続かない、などいろいろな悩みがあると思います。
そういう時も少しの時間をつくり、体を動かす事が大事だと思います。
極真空手をやっていく事で大事な事は、基本があって移動・型があり、最後に組手があるという事だと思います。
もちろん自主トレーニングも大事です。スタミナを身につけ組手が強くならなければいけませんが、
最後は基本が一番大事だと気がつく事だと思います。
自分は今年50歳になりますが、まだまだ気持ちを若く持ち、大石最高師範が言った「人間は体は年を取るけど
向上心は歳を取らないんですよ。」そんな気持ちが大事なんだと今強くそう思います。
昇段審査の時も、型に補強にしても、とても満足のいくものではありませんでした。
もっと自分なりにスタミナをつけなければいけないと身にしみました。 押 忍
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