西ヶ谷 保夫 初段(清水北道場)

〜2010年3月07日取得〜


「公認審査を終えて」

 平成7年頃、地元自治会の役員会で、伏見先生と顔を合わせる機会がありまして、先生が新しく道場を開くとお聞きして、入門いたしました。
 極真空手に接したのはそのときが始めてでした。色々流派があることもそのときに知りましたが、大石代悟最高師範の下、伏見先生の指導により 極真空手をやることになりよかったと思いました。
 私は、45歳で極真空手を始めました。練習を重ねるにつれて帯を上げていくことの大変さが分かり細く長く続けていければと思っていました。 しかし、色々大会を見る機会があり、そこで、大石代悟最高師範の、妙技、空手に対する心に接して、私にも黒帯を手にする機会が得られるかもしれない と思うようになりました。平成13年に茶帯を取得し、諦めない心で頑張り、日々精進し道場に通い続けました。そろそろ審査会への希望が出てきた 時に、私の不注意からハイキング中に事故で、左手、左足、右足を複雑骨折してしまいました。それからは、リハビリ、リハビリの毎日でした。 空手の練習に復帰してからは、再び、審査会を受ける機会が得られるように練習に励みました。そして、今回3月7日の公認審査会を受けることとなりました。 大石代悟最高師範の教え、伏見先生の指導と道場生の協力があったうえになしえたことです。
審査会の開始に当たり、大石代悟最高師範から、私を紹介する言葉の中で「15年間頑張っていますね、私と同じ歳ですね。」といわれました事は、 胸が熱くなりやっててよかったと嬉しく思いました。
審査会は、無我夢中で、持てる力を出し切りました。
お忙しい中組手の相手をして下さった各先生、先輩どうも有難うございました。 伏見先生、忙しい中協力してくれた道場生の皆様ありがとうございました。
これからも、諦めない心で帯に恥じないように、身体が許す限り極真空手を続けて行きたいと思います。
今回の公認審査を受けるにあたり、受審を認めていただいた大石代悟最高師範には、厳しいなかにも慈愛の眼差しで指導していただきましたことに 心より感謝いたします。
有難うございました。

押 忍