日下部 尚弥 弐段(沼津総本部道場)
〜2016年03月13日取得〜


 
初段を取得してから、早くも5年が経過しました。一道場生から内弟子に、教わる立場から教える立場に、そして函南道場の責任者というものをやらせて頂くようになりました。

 とにかく、何もかもが変わり、最初はその変化に慣れるので精一杯でした。ですが、その変化についていけるようになりやっと、それらしくなってこれたかな、というのが今現在です。

 沼津総本部での指導を函南道場の責任者をやらせていただいてから、範士や先生方の凄さがよく分かる様になりました。体育館を予約するのも、チラシなどの宣伝広告を貼るのも、自分でやらなければいけません。入門者があっても、ずっと続けなければ良くならないのに、3年も経たぬ内に辞めてしまったりと、しっかりと生徒を育てるのは本当に大変だなと実感しました。

 ですが、自分は周りの人達に恵まれました。父兄の方が広告を貼ることや、体育館の予約を取りに行ってくださったり、自分の力が至らないばかりに頼み事をしてしまっても、嫌な顔をせずに協力してくれたりと、本当に感謝の気持で一杯です。周りに先生や先輩方にも、分からなければ教えてくださり、助けも頂き、とても感謝しています。本当に周りの方々に支えてもらいながら、なんとかやっていけています。  

 20人組手でも、沢山の生徒父兄の方が、休みの日にわざわざ応援に来てくれたのが、とても嬉しかったです。自分が指導している生徒も見ていたので、見本を示せる様に懸命に頑張りました。10人組手の時には、何も自分の思う通りに動けず悔しい思いをしました。なので、今回こそはと思っていましたが、10人組手の時よりかは良かったと思いますが、やはり20人組手は厳しくとても大変でした。ですが、少しでも自分の姿を見て、子供達が自分も黒帯を取りたいと思ってくれたそうなので、良かったです。

 最後になりますが、自分がここまで選手としても指導員としてもやれているのは、範士や師範・先生方、先輩方や後輩、父兄の方々が支えてくれたおかげです。本当にありがとうございました。

 これからもご迷惑をおかけするかもしれませんが、宜しくお願いいたします。

 押忍