本幡 良一 初段(甲府本部道場)
〜2007年12月16日取得〜

 この度、昇段の許可をいただいた大石代悟主席師範に心よりお礼申し上げます。
 私は、平成七年から転勤で福岡から山梨に来ていますが、最初は何かと忙しく仕事中心の生活でした。 しかし、それも落ち着いてきた時、体力を持て余していた私は何か体を動かす事でもやりたいと思っていました。
 そんな時、近くに大石道場がある事を知り、即入門させていただきました。入門前は、極真空手というのは荒っぽい空手で、 そんなイメージしかありませんでしたが、それは間違いで武道としての極真会館大石道場の素晴らしさを知る事となりました。
 大石師範と初めてお会いしたのは最初の審査会で、その時大石師範の極真空手に対する真剣さが心に響き、気持ちが引き締まったのを 昨日の事の様に思い出します。
 私は平成九年に入門し、途中怪我もあり、初段の審査を受ける覚悟が決まるまで、十年かかりましたが、型の審査に合格し十人組手 の許可をいただいてからは、スタミナ稽古を中心に行いました。稽古のやり方は先輩方が色々とアドバイスをくれたので、やりやすかったです。 道場稽古が終わって遅くまで付き合ってくれた先輩、後輩の皆さんには、本当に感謝しています。
 当日の十人組手は、予想以上に早く息が上がってしまい、思っていた組手は出来ずに苦しい展開になりました。それでも「あきらめない心」を 胸に気持ちだけは折れる事の無い様に必死で頑張りました。又、大きな声援に支えられ完遂する事が出来たのだと思います。
 そして初段を許可していただきましたが、ここからが出発点であり始まりだと自覚して今後の稽古に励んでいきたいと思います。
 最後に今までお世話になった小林師範代、十人組手に協力していただいた先輩、後輩の皆さん、応援していただいた皆さん、そして休日 までまるで自分の事の様に稽古に付き合ってくれた時田先輩、ひたすらミットを持ってくれた後輩の長田さんに心よりお礼申し上げます。

押忍