海野 雅雄 弐段(清水中央道場)
〜2011年3月06日取得〜

 


 この度、大石代悟最高師範に公認審査会を受ける機会を与えて戴き誠に有難うございました。
 自分の経験・年齢等考えると、初段を戴いただけでも奇跡なのに弐段に挑戦する事になるとは正直考えもしませんでした。
幸いなことに、同じ道場で稽古している、高木さん、中村さんも同時に審査会に出ることになりましたので、三人力を合わせて基本稽古・型稽古・移動稽古を各々確認しながら、又、清水北道場の竹田先輩に助けられ、稽古に励みました。三年前の公認審査会の時は、大石代悟最高師範に事前に稽古をつけてもらい、又、型も道場の先輩に細かく指導いただいて、審査会に臨んだのですが今回は、先輩方に直接指導される機会がなく、十八等DVDで確認しながらでの稽古でした。でも、人に頼らず自分自身との戦い・稽古が当たり前のことで先輩方皆さんが乗り越えてきたことなんだと思い稽古に打ち込みました。
 しかし、12月後半腰を痛め、その後一か月背骨の一番下の腰というより骨が痛くて稽古ができなくなりました。さらに、インフルエンザと最悪でした。
こんな状態で審査会を受けていいものか散々悩みましたが、審査会の時点で自分の持っているもの・力を出し切ろうと思い受験しました。
公認審査会では、自分の思いとは掛け離れ、型の時は、腰が充分落とせず、動きもチグハグ。組手のときは、自分の組手ができず、相手の間合い・ペースに引き込まれ自分自身情けなくなりました。
公認審査会が終わった時、恥ずかしさと、情けなさ、悔しさでいっぱいでした。
こんな自分を合格させてくれた、大石代悟最高師範に心から感謝いたします。
この審査会で味わった、悔しさを一生忘れずに、極真カラテの真の弐段に、心も身体もなれるよう、今日から一生懸命稽古に精進するつもりです。
最後になりましたが、応援してくれていた、富士大渕の渡辺先生初め諸先輩方に感謝いたします。本当にありがとうございました。


押 忍