中山 ルイス 初段(富士体育館道場)
〜2014年11月09日取得〜


 私が毎週バスケットボールをやっていた体育館で、空手をやっているところを見ました。初めて見る空手はとてもかっこよくて、自分もやってみたいと軽い気持で入門しました。当時、日本語が全然解らなかった私に小坂先生が、基本・型・組手を一生懸命に教えて下さいました。

 青帯になった頃から、富士本部道場にも出稽古に連れて行ってもらうようになり、そこで初めて、大石師範に稽古をつけていただきました。その時に見た大石師範の足技に感動し、自分も師範の様な綺麗で強い技を身に付けたいと思い、更に稽古に励みました。

 しかし、茶色帯の時に出場した大会で悔しい負け方をして、自分の限界を感じ、1度は極真から離れてしまいました。離れていた6年間、極真以外の流派で空手をやっていましたが、他を知れば知るほど極真の素晴らしさを感じました。極真で育った私は、他の流派では、やり方、指導方法が納得できず、空手をやめてしまおうかとも思っていました。

 そんな時に、門馬師範とお話しをさせていただく機会があり、門馬師範に「その流派をやめても空手はやめるな」というお言葉を頂きました。私が極真に戻りたい気持を伝えると、門馬師範はすぐに大石師範に連絡を取ってくださり、私の気持を伝えてくださいました。大石師範は、私が極真に戻る事を快諾してくださいました。

 私が極真の黒帯を取れたのは、小坂先生、門馬師範、大石最高師範のおかげです。これからも自分の為、そして極真大石道場の為、極真の道を邁進していきます。ありがとうございました。

 押忍