小林 司人 弐段(東京支部)
〜2009年2月15日取得〜


 この度、昇段審査を受審させて頂き、誠にありがとうございました。
 私が大石道場のカラテに入門したのが24歳の頃で、それから3〜4年後に初段を取得させて頂くことが出来ました。 若いうちに次を受けようと言う気持ちはありましたが、仕事も忙しく、約8年が過ぎて、4年ほど前には仕事の都合により 河口湖道場から東京支部へと活動を移し、道場の稽古を行なっていました。
そこで同じ道場生の方々の応援の後押しもあり、弐段を受ける気持ちが固まりました。
 社会が不況の時期に入り出し、仕事の量も減り、私にとって昇段審査を受けるタイミングとしては、 集中して練習が出来る時間がもてたのが幸運でした。中途半端な気持ちではなく、命を賭けてでも最後までやり抜く スタミナや打たれ負けしない体力、ケガの予防も含めて必ず昇段するつもりでやることは自分の中で納得できるとこまで やったと自信を持ち、もしもの時にも悔いはない気持ちで受審出来ました。
 静岡支部での審査当日は、数多くの応援の方々、また受審する方も多く、長時間に渡る審査会で、気持ち、体力的にも 山梨支部の審査会とは違う会場の雰囲気や、緊張感の為、不安と焦る気持ちを堪えながら、自分だけが初段のままで 取り残されないよう頑張りました。
 型の審査、平安Vでは自分だけが注意を受け、出来ていなかったのですが、師範は多くの受審される方の中でも、 特に自分だけ良く見ていただいていると自分なりにプラスに考え、頭の中が真っ白にならないように、次の型に 不安を残さないよう気持ちを切り替え平常心で受けることが出来ました。
本来ならば簡単には合格は与えない師範や先生方に、それでも結果的に自分を認めて頂いた事が本当に嬉しかったです。 審査は人数が多く限られた時間の中での審査の為、自分の審査時間は、厳しさ、キツさが前回と比べると少し甘かったように 感じました。それは移動稽古が省略されていたからだったのかも知れません。
 今後は、極真の黒帯として恥じぬよう、責任感、黒帯の重み、帯に負けない筋金入りのカラテ家により近づけるよう、 初心の心を忘れず精進して行きたいと思います。今回の反省点(特に上段のガード)は、注意し隙ができてしまわないよう 努力していきたいと思います。
最後に、これまでご指導して頂いた大石師範、先生方、先輩や応援して下さった道場の方々に心から感謝いたします。
これからもご指導よろしくお願い致します。

押 忍