田代 妃羅 初段(西平松道場指導員)
〜2020年03月01日取得〜


 
この度は、公認審査会を受けさせていただきありがとうございました。

 私が空手を始めたのは6歳の時でした。弟と見学に行き、楽しそうだったので始めました。

 一番最初の試合では、相手の帯の色に怖気付き、情けない試合をしたのが悔しくて、次の試合まで一生懸命稽古をして、強い気持を持って試合に挑み、準優勝を取ることが出来ました。準優勝でも、メダルを貰えたのがとても嬉しかったのを覚えています。

 中学では部活をやらずに空手を続けました。試合では、2つ上の学年の人とも試合をしなければならないので、とても緊張しました。中学生から、試合の前にはランニングをすると決めて、今でも続けています。その結果、東日本大会5連覇、また、中学3年・高校2年生では、全国大会でも優勝することができ、とても自信になりました。

 一昨年は様々な事があり、道場にすら行く気になれず、空手を辞めようと思っていました。しかし、本気で空手がやりたいのにこんな事で辞めるのはとても悔しいと思い、道場を移籍することにしました。移籍してから、本気で空手が出来ることにとても幸せを感じました。

 沼津本部道場に出稽古に行かせて頂いた時、基本稽古の大切さを強く感じました。そこから私は、基本稽古を今まで以上に頑張りました。
 小さい頃から兄弟3人で、県内外の試合に沢山出場しました。毎回、遠くの試合まで連れて行ってくれた両親には、とても感謝しています。そして、嬉しい事、辛い時、いつも家族5人で支え合い励まし合いながら頑張ってきた事が、私の誇りです。

 最後になりましたが、大石範士、橘師範、尚弥先輩、尚人先輩、道場生の皆さん、ずっと一緒に頑張ってきた弟・修羅、自主練に付き合ってくれた妹・羽羅、両親、遠くから試合を観に来てくれるおじいちゃんおばあちゃん。感謝の気持を忘れずに、大石道場の黒帯としての自覚を持って頑張ります。
 これからもご指導宜しくお願いいたします。

 押忍