齊藤 啓太 参段(三島徳倉道場)
〜2021年04月07日取得〜


 
この度は昇段審査受審の機会を頂き、また参段昇段をお認め頂きありがとうございます。
 9歳で大石道場に入門し23年が経ちました。
 14歳で初段取得、27歳で弐段取得、今回32歳で参段取得となり、 自分自身の成長、生活様式の変化により極真空手との向き合い方も変化してきました。
 ただただ試合で勝つことのみを考え稽古した10代。 社会人となり家庭を持ち、その中でも強くなろうとした20代。 30代になり「武道家」としての「生き方」を考えるようになりました。
 大石範士の仰る「武道」とは、「極真」とは、「押忍」とは、 という言葉を念頭に置き日々稽古を行うようになりました。
 今思うことは、 「極真空手を続けてきて良かった」 大石道場に入門しなければ今の自分はなく、自分から空手を取ったら何も残らないと本当に思います。
 今後は世界総極真の参段として「先生」と後輩たちから呼ばれる立場となります。 自分のように「空手をやっていて良かった」と今の少年部たちが思えるよう、 自分自身も生涯現役の武道家として稽古を怠ることなく、 「大山総裁から大石範士に伝わった真の極真空手」を後輩たちに伝えていきます。
 最後になりますが、ここまでご指導いただきました大石範士、尾高師範、日々切磋琢磨し合う道場の仲間たちに感謝申し上げます。 押忍