長田 淳 初段(甲府本部道場)
〜2011年3月06日取得〜


 この度、極真連合会公認審査会を受審させて頂きありがとうございました。 また、昇段を認めて頂き、大石代悟最高師範に心よりお礼申し上げます。

 私が甲府本部道場に入門させて頂いたのは、青沼道場から現在の住吉道場へ移転をした年でした。 入門の動機は、何か体を動かしていい汗をかきたい、という思いからでした。 私は高校生の時に一度、甲府本部道場に入門させて頂いた事があります。 その時は長続きせず、まさか34才で再入門させて頂くとは思ってもいませんでした。 入門初日の稽古は池川先生でした。昔、少しだけ経験があるという事で、「ビッグミット1分間、 思い切り突いて蹴って下さい。」と言われ、20秒すら動けなかった事を今でも覚えております。 そして、この日を境に自身の空手修行がスタートする事となりました。入門させて頂いたものの、 稽古について行けるかどうか、正直不安でした。 でも、それからは家族の協力を得て週3回の稽古に、1回でも多く出るように努力しました。 道場では無心になり、1回1回の稽古を大事にしてきました。大きな声を出し、全力で突いて蹴る 事を心掛け、日々の稽古に励みました。
それから数ヶ月が経ち、審査会や試合などの行事に参加させて頂くようになりました。 審査会や試合では、日常の生活では経験できない緊張感や、道場生の一体感を体験する事ができ、 改めて極真空手の素晴らしさを知る事ができました。自分が空手をここまで続けてこれたのは、 家族や道場の仲間、先生、先輩方の支えがあったからこそだと思います。 また極真空手から多くの事を学び、生きて行く上で何が大切なのかという事を教わった様な気が します。昇段は許されましたが、まだまだ未熟者です。また初心に戻り、感謝の気持ちを忘れず 自身の稽古に励むと共に、黒帯として道場に少しでも貢献できる様、日々努力精進していきたいと 思います。

押 忍