平野 真一 弐段(東京支部)
〜2021年04月07日取得〜


 
この度は、公認昇段審査会受審の機会を与えていただき、弍段のお許しをいただきまして、本当にありがとうございます。
 コロナ禍の中、審査会を開催にご尽力いただきました、大石範士、師範、先生、先輩方。本当に有難うございます。

 昨年、公認昇段審査会が終了した際に、受審されている方々のお姿を拝見し自分もチャレンジしてみたいと考えていたところを、心を見透かされたように大石範士に「来年は、平野さんの番だよ」とお声がけをいただき、押忍とお返事いたしました。 それから1年間、6年ぶりの昇段審査を受けるため準備を行いました。

 コロナの影響などで2020年4月、5月と道場稽古が出来なかったため。 自分のできることを中心に自主稽古を行いました。 その後も上級者合宿など、本部のイベントも中止になりましたが、 6月以降は東京支部の稽古も復活して稽古に参加いたしました。 また、自主稽古も引き続きスタミナを中心に行ってまいりました。 出来ないことをとやかく考えるよりも、できることを行うしかないと思い。 とにかく自分のできることを1年間練習してまいりました。

 ただ、審査会はやはり初段の時ほどではありませんが、緊張があり、体力が奪われました。 準備運動、基本、型、補強と進む中で、今回は昇級審査と同時に行われたこともあり。黒帯らしい姿を見せられるように、懸命に行いました。 連続組手では、最低限、自分から攻めることを意識して組手を行いました。 10人目までは非常に動きが固く。その後自分のペースを掴みかけたところで、終盤となりました。 最後20人目、東京支部はもちろん、他道場の先生、先輩たちまでが声をかけ、背中を叩いて下さり、気持ちが奮い立ち、なんとか最後まで攻撃を出し続けることができました。 今回審査を終えて、前回の審査からは良くなっている部分も感じましたが、 まだまだ、本当にまだまだ足りないということを実感いたしました。

 今後とも、大石道場の黒帯として恥ずかしくないよう精進してまいります。 最後になりましたが、型のご指導、スパーリングの相手をしてくださいました、 東京支部の吉松先生、小林先生をはじめ黒帯の先輩方、そして道場生の皆さん。 本当に有難うございました。 今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。
 押忍。