

長谷川 明 四段(静岡西道場)
〜2025年03月23日取得〜

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大石代悟範士 この度は昇段をお認めいただき、有難うございます。 早いもので大石範士の元に入門し31年が経ちました。私が四段の帯をしめる。夢の様な話です。初段を頂いた時にも思いましたが、自分の技量や知識が帯に釣り合うものなのか。昔からご指導やお声かけいただいている大先輩と同じ帯をまくこと。本当にその責任は重く感じます。しかし、四段を許された以上、それにあった人間になれる様に日々精進していきます。 四段の審査を勧められたのは2年前。世界大会が終わった後の12月の慰労会でした。 岩崎師範より審査を受けてみませんか?とお声をかけていただきました。叱られてしまうかもしれませんが正直、段位を上げることに興味は持っておりませんでした。しかし8年前の30人組手終了後に、応援してくれた道場生や仲間から「良かった。感動した。」と声をかけてくれたことを思い出しました。私が皆にチカラを与える、何かを感じてもらえることができるもの。それは空手しかありません。自分が頑張ることで皆のプラスになる。まだまだ力不足ではあるけれど40人組手に挑戦してみよう。そう思いました。 世界大会までスタミナ等は稽古していましたが、極真空手の基本や型をもう一度見つめ直したいと思い、審査受審を1年間延期していただきました。公認審査会に向けての稽古は型の見直しからはじめ、立ち方や軸、重心、軸足。呼吸。細かいところに気を配ると本当に空手は奥が深く、何が正解なのか分からない。そんな試行錯誤する日々でした。道場稽古では岩崎師範の号令の元、審査会を見越して基本から組手までご指導いただき、堀内先生、海野先輩、清水先輩には組手の相手をしていただきました。 また西平松道場をお借りしての同世代合同稽古では、田平先生、吉永先生、安藤先生に胸をかり各地から集まった先生先輩方との意見交換、大変勉強になりました。自主稽古ではスタミナを維持、向上する為に、週に1回は近くにある浅間山を頂上まで走る。 100段階段を終え、7,8分かけて山道を走るのですが、後半ほぼ歩いている速度になりながらも絶対に止まらないと決め、息絶え絶えで頂上まで上がる。走るのが嫌いな自分は、毎回100段階段の前で嫌だな?と思いながら、無心になって走り、頂上に着くと静岡市を一望できる景色に癒され、頑張って良かった。また来ようと思う繰り返しでした。仕事終わりに河川敷に寄り、手足に重りをつけて2分20ラウンドのシャドウ。 補強1,000回の後、100分間シャドウ。西平松を借りてサンドバッグ60分など。今年1月には左手の中手骨を2本折るというアクシデントがありましたが、審査に向かう気持ちが揺らぐことはなく審査会に臨むことができました。 当日は師範先生方から応援の言葉をいただき、審査に臨みましたが基本で汗だくになり、型は今までで1番稽古してきたはずなのに、皆についていくのがやっとで立ち方が崩れて前傾になる。 補強は自信があったのですが、3セット目で腕がパンパン。5セット目では膝をついての拳立て。こんなはずではなかったという気持ちになりましたが、これが今の実力と思い、組手に向かいました。 基本、型、補強後の組手。疲労がピークに達し、眠気さえ感じる中で組手が始まり、一人一人集中しながら気がつくとあっという間に35人目。あと5人で終わる。と思いながらもチカラを出し切ることができず、淡々とした組手になっている時 「まだいけるよ!うごけるよ!!」と吉永先生の喝が聞こえ、ここで全力を出さなければ稽古してきた意味がないと自分に言い聞かせて、ラスト2人。 39人目は小学校からの同級生である海野先輩。40人目は小6で西道場に入門し、26年の付き合いがある堀内先生。2人の胸をかり、多くの方々の声援を受け何とか40人を終えることができました。最後の1分間は長かった。みんなの声が聞こえなかったら休まず動き続けることはできませんでした。 自分を励まして支えてくれた岩崎師範。西道場の黒帯、道場生とご父兄。そして対戦相手をしてくれた大石道場の先生先輩方、怪我をしている自分をサポートしてくれた家族。審査会に向け、私に関わってくださった皆様に感謝いたします。有難うございました。 大石範士から頂いた四段の帯に傷をつけることなく精進していきます。 今後ともご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。 静岡西道場 長谷川明 押忍 |