14年前に、スポーツ店に「極真空手道場生募集」のポスターが貼られているのを見ました。
私は高校時代に部活動で空手を習っていました。
いつかは極真空手を習ってみたいと思っていました。
そして、33歳から念願がかない、極真空手を習う事ができました。
歳の事を気にしていると、大石主席師範は「歳をとれば体力は落ちるのは当然です。
でも心は歳をとらないのです」と話をしてくれたのを今でもはっきりと覚えています。
気持ちをいつまでも若く持っていれば、どんな事でも頑張れるのではないかと思いました。
型の指導を大石主席師範に受けた時も「ひとつの型を3000回行う事が目安になります。
型にどれだけ自分の命・魂を入れられるか、それで本当に自分の型になるのです。」と言う
大石主席師範の言葉が耳に残っています。
帯の色が変わって行く時に、技術的・精神的にも向上していかなければ何の進歩もないと思います。
何人もの練習生達が途中で何らかの理由で挫折して行くのを見ていると、本当に空手が好きなのか、
強くなりたくはないのか、組手で痛い思いをするとイヤになってしまう人がほとんどです。
それを我慢して、少しでも技術的・精神的向上があると私は思います。
階段を一歩一歩登る様に、焦らず確実に自分のものにしていくんだという気持ちが大切ではないかと思います。
「継続は力なり」「あきらめない心」この二つの言葉が身にしみてわかる気がします。
私は、極真大石道場の黒帯として精神的・技術的にもまだまだ努力精進していかなければいけないと思います。
入野道場の大石守先生、湖西道場の芳賀先生、道場生の皆さんに深く感謝しています。
これからも初心を忘れず精進してまいりますので、何卒ご指導の程お願い申し上げます。
押 忍
|