道場生及びご父兄、関係各位の皆様へ

 突然ですが、この度今まで籍を置いていた社団法人極真会館全日本極真連合会を退会する事になりました。驚かれる方も沢山いるかと思いますが、私は目の前の霧が晴れて、ようやく行くべき道が見つかったと思っています。行くべき道とは、新しい団体の創設です。新しい団体名は、「国際空手道連盟極真会館  世界総極真」です。代表:長谷川一幸 副代表:大石代悟

 現在、国内加盟道場16団体・約5000名。友好・協力道場200団体。海外は、加盟希望国30ヶ国以上で、国内外共にこれから更に増えていくかと思います。将来的には、国内50団体・海外70ヶ国以上の加盟となると思います。また、新団体のウェブサイト立ち上げは、12月上旬を予定しています。きっと、素晴らしいサイトになると思います。楽しみにしていて下さい。

 代表の長谷川師範は、私の先輩です。私が入門した時に既に黒帯で、空手のイロハから極真精神まで、身を以て教えていただきました。第1回全日本大会3位、第2回全日本大会優勝。「小さな巨人」と呼ばれ、長谷川師範無くして極真の歴史を語る事は出来ません。また、自身がチャンピオンになっただけでなく、多くの全日本チャンピオン、そして世界チャンピオンを育ててきました。そして今も、自身の精進と後進の指導の日々を送っています。まさに、極真を代表する空手家です。

 その団体がどういう団体かは、その核にいる人を見れば判ります。長谷川師範が代表である、この『世界総極真』は、紛れも無く日本を代表する武道の団体です。私も、副代表という大役を任され、大変大きな責任を感じております。また、改めて心に決めた事があります。「地位と権力で物を言わない」を信条とする事です。そして、前団体にいた時に学んだ多くの事を、総極真で活かしていきたいと思っています。

 武道の組織とは、ピラミッド型ではなく、横一列であると思っています。代表、副代表がその最前列にいて、真っ先に風に吹かれ、雨に打たれ、陽の光を感じ状況判断をする。そして、「最前線」即ち「道場」に常に身を置き、自身の修行の経験を後進達に伝えていくものと思っています。
 ピラミッド型ではありません。ピラミッド型は、上の者は下の者の頭しか見えなくて、下の者は上の者の足しか見えません。これでは、上手くいくはずがありません。

 多くの方々の期待を裏切らない様に、今までの人生とこれからの人生の全てを懸けて、全身全霊を以て責任を全うしていく所存です。どうぞ、皆様の厳しい目と温かい目で、新しい船出を見守っていただきたいと願っております。

 また、大会に関しましては、一般・少年・女子・壮年のいずれにおきましても、従来と変わらぬ物を開催していきます。少年部の全国大会は、名古屋にて『キョクシン チャンピオンシップ』の開催を計画しております(地区・地方大会の上位入賞者が出場対象。出場料8000円)

 

 国際空手道連盟極真会館
 
世界総極真 副代表  大石 代悟

 (下記は、現在作成中のサイトのサンプル画像です。文章・画像共にサンプル段階ではありますが、是非ともご覧いただきたいと思います)