社会福祉法人楽寿会演武会を行って

静岡美和道場 竹田健一 初段



 今回は自分の職場である社会福祉法人楽寿会のコミュニティーホールにおいて演武会を2月20日の日曜日の14時〜15時で行わせていただきました。
内容としては始めに準備運動・基本を行い、その後は全体・帯ごとで型を、最後に試し割りというような形で行いました。
始めは全員で入場したのち道場紹介ののち挨拶・黙想を行っていきました。
その後はお年寄りの皆様が座ったままで出来る準備運動・基本を一緒に行っていきました。お年寄りの方々が程良く体が動かせる内容を準備運動・基本の中から抜粋し一つ一つ説明しつつゆっくりと行っていきました。皆様出来る範囲で行って下さりました。
次に全体で太極Tを行い、その後は帯ごとに行い下帯より行い、オレンジが平安T、青帯が平安U、黄帯が平安V、と撃砕大、緑帯が平安Wと突きの型、茶帯が十八と臥竜で行っていきました。全体の時より全員がそろっていることに歓声が聞え、帯ごとでも終わるたびに大きな拍手をいただきました。
最後は試し割りを型と同様に帯ごとに行っていきました。黄帯までは多人数で緑・茶帯は三方・四方割りなども加え行っていきました。自分も木製バッド折りを行わせていただきました。
始めに割る内容を発表し、割って行きました。一回で割れないこともあり何度かかかる子もいましたが皆頑張って割っていきました。
その後皆で締めに突きを行って退場したのですが、もう一度呼ばれ、その時理事長先生よりおほめの言葉をいただきました。
また、今回は静岡新聞の記者も来て下さっており、水曜日の地元の記事にも掲載させていただきました。
全体通してお年寄りの方々も喜んで下さり、型や試し割りでは拍手と一緒に歓声も聞こえとても驚かれていました。
行った感想としては道場生も人の前で披露するという普段の稽古では行わない内容の稽古に緊張した様子も見られ、いい経験になったと思います。
自分も慣れない司会を行い、最後には初の木製バット折りを行ったことで非常に緊張しました。そして、無事に割れた時には何日も前から不安だった物が「すーっ」と引いて達成感と充実感など様々な気持ちが浮かび上がってきました。
このように出来たのも、いつも指導してくださっている師範や先輩方だけではなく、参加して下さった幼年から中学生の道場生や連れてきてくださった父兄様方、また手際が悪い自分に助言や色々お手伝いをしてくださった先輩や一般の道場生皆様のおかげであり今回のように行えたことを非常に感謝しております。
また、このような機会がありましたら是非行わせていただき、空手を皆の身近に感じられるようにしていきたいと思いました。

押忍








お年寄りの方々も一緒に行った基本

全体での型披露(太極T)

帯ごとの型(黄帯の撃砕大)

帯ごとに行った試し割り

帯ごとに行った試し割り